GA4で「コンタクトフォーム7」の送信ボタンクリックをイベント登録する方法

Google アナリティクス 4（GA4）では、イベントを登録することで、ユーザーの行動をより詳細に分析することができます。

コンタクトフォーム7の送信ボタンをクリックしたイベントを登録することで、ユーザーが問い合わせフォームを送信した件数や、送信された問い合わせの種類などを分析することができます。

本記事では、GA4で「コンタクトフォーム7」の送信ボタンクリックをイベント・コンバージョン登録する方法について、初心者にもわかりやすく解説します。

Googleタグマネージャー（GTM）設定方法

GA4でイベントを登録するには、Googleタグマネージャー（GTM）を利用します。

GTMは、Webサイトやアプリにタグを簡単に追加できるツールです。

GTMでタグを追加することで、GoogleアナリティクスやGoogle広告などのツールと連携することができます。

タグの設定

1. Googleタグマネージャー（GTM）を開く
2. ワークスペースの「タグ」を押し「新規」をクリック
3. 名称をわかりやすくつける「例：GA4_formsend」
4. タグの種類から「Googleアナリティクス：GA4イベント」を選択
5. Googleアナリティクス（GA4）から「測定ID※」を探し、入力
6. イベント名「例：form_send」を入力して保存を押す

※測定ID：GA4＞管理＞データストリーム＞「G-〇〇〇〇」で始まるID

トリガーの設定

1. タグの下部にあるトリガーを押す
2. 右上の［＋］ボタンで新規作成
3. 名称をわかりやすくつける「例：GA4_formsend」
4. トリガーのタイプを「フォームの送信」にする
5. トリガーの発生場所を「一部のフォーム」を選択
6. イベント発生条件の一番左を押して「組み込み変数」を選択
7. 変数の中から「Form Classes」を選ぶ
8. 条件を「Form Classes｜含む｜wpcf7-form」を入力して保存

※注意　Googleタグマネージャーの「公開」設定を忘れずに行う

Googleアナリティクス（GA4）の設定

コンバージョンの設定方法

1. Googleアナリティクスを開く
2. 左下の管理を押します
3. データの表示を押し、コンバージョンを押します
4. 「新しいコンバージョンイベント」を押します
5. 新しいイベント名をGoogleタグマネージャーで設定したイベント名を入力「例：form_send」を押して保存

※タグの設定6参照

正常に設定できた場合は以下の項目が追加されます。

イベント発火とコンバージョン発火の確認

1. まず設置したサイトでフォームからテストメールを送って送信ボタンを押しておく
2. GA4に戻り左側の項目の「ホーム」を押す
3. 右側のオブジェクトにある「リアルタイムを表示」を押す
4. 下の方にある「イベント数（イベント名）」と「コンバージョン（イベント名）」を確認する
5. イベント数とコンバージョンの数値が押したクリックの数反応していたら設定完了

まとめ

GA4で「コンタクトフォーム7」の送信ボタンクリックをイベント・コンバージョンとして正しく設定することで、ウェブサイトの成果やユーザー行動に関する貴重なデータを取得できます。手順を追いながら設定してみましょう。

　

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